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断らない人は、なぜか仕事がうまくいく

公開日: : 仕事術 ,

好き嫌いにかかわらず、頼まれたのなら断らずにやってみる。そして、それに一生懸命に取り組み、分からないことは勉強し、一つ一つクリアしながら進んでいく。そんな「断らない生き方」の延長線上に必ずチャンスが現れるのです。

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題名 断らない人は、なぜか仕事がうまくいく
著者 田中和彦(たなか・かずひこ)
発行 株式会社徳間書店

 

 内容

著者の田中和彦氏は、一橋大学社会学部卒業後、リクルートに入社。人事課長、広報室課長を経て就職情報誌の「週刊ビーイング」や「就職ジャーナル」など4誌の編集長を歴任されました。

その後、ギャガ・コミュニケーションズなどの代表取締役をされ、現在はコンサルティングを主な業務とする株式会社プラネットファイブの代表取締役として、人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍されています。

この本の構成は、5日間の講義形式をとっています。講義1日目は「向いている仕事がわからない」なら、断るな!です。自分自身のことは分かっているようで案外分からないものであり、むしろ他人のほうが「わたし」のことをよく知っていたりするそうです。ですので、他人からなぜその仕事を頼まれるのかを考えることで、「わたし」の良さを再確認できるとしています。

講義2日目は「才能を認めさせたい」なら。断るな!です。仕事というものは、頼まれた時にいい仕事をすれば必ず次の仕事が来る。仕事の報酬は次の仕事なのであり、ただ仕事をこなすだけでなく、相手の期待以上のことをやり続けていると必ずそれを見てくれている人が、次のステージに引き上げてくれるとしています。

講義3日目は「毎日がつまらない」なら、断るな!です。やりたいことや自分に合った仕事は頭で考えているだけでなく、体を動かし前に進むことでめぐり会えるとしています。もし何をやったらいいか分からない場合は「人や世の中のためになることをする」ことで、不思議なことに、誰かが手を差し伸べて自然と引き上げてくれると教えています。

講義4日目は「将来に不安を感じる」なら、断るな!です。まずは頼まれた仕事をきちんとやること、その「小さな信頼」が積み重なることで、徐々に大きな仕事を依頼されるようになります。そして、それらに対し期待以上の結果を残すことで、やがて「大きな信頼」を勝ち取ることができるとしています。

講義5日目は「やれる自信がない」なら、断るな!です。たとえ失敗に終わったとしても、やらなかったことよりやったことのほうに意味があり、「少し無理かな」と思う仕事に挑戦し続けることで、人は成長していくものだとしています。

講義に出席されている受講者を想像しながら、分かりやすく語りかけるように話は進んでいきます。

感想

「迷ったらやれ」あるいは「迷う前にやれ」と教えてくれています。著者の実体験や周りにいる「できる人」がいかに頼まれた仕事を断らずに引き受け成功を手にしてきたか、具体例を説明しながら語ってくれています。

本書の事例の中に私も以前読ませていただいた『まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ。』の著者、石原和幸氏の話しも出てきます。石原氏も「できない」とは決して言わない人で、新しいことに挑戦できるチャンスを逃したくない、自分自身に負けたくない、という気持ちが「できます!」と言わせているそうです。

自分自身のことは、案外自分では分からないことが多いものです。むしろ、才能の発見、開発については他人のほうがよく見えていることがあります。「なぜわたしに頼むのか?」その理由の部分にこそ、自分自身も気づいていない才能の芽が隠されているのかもしれません。

また「断らない人=仕事がうまくいく人」という方程式が成り立つ裏には、

 
「あなたのために頑張る」という気持ちが仕事を頼んだ人に伝わる

信頼度が増していく(期待以上の仕事をすればなお良)

さらに次のステージに押し上げてくれる


というような構図があるように感じました。

 

目次

 
講義1日目 「向いている仕事がわからない」なら、断るな!

講義2日目 「才能を認めさせたい」なら、断るな!

講義3日目 「毎日がつまならい」なら、断るな!

講義4日目 「将来に不安を感じる」なら、断るな!

講義5日目 「やれる自信がない」なら、断るな!

 

【今日紹介した本】

断らない人は、なぜか仕事がうまくいく

 

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