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どうせ生きるなら「バカ」がいい

公開日: : メンタル・心理, 自己啓発

現代の日本人は、なぜこれだけ苦しみを抱えてしまっているのでしょうか。それは“やりたくないこと”を“やること”に慣れすぎてしまったからではないでしょうか。

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題名 どうせ生きるなら「バカ」がいい
著者 村上和男(むらかみ・かずお)/宮島賢也(みやじま・けんや)
発行 株式会社水王舎

内容

村上和男さんは、1936年生まれ。筑波大学名誉教授。83年に高血圧の黒幕である「レニン」遺伝子の解読に成功し世界的に注目を集める。現在は「心と遺伝子研究会」の代表を務めています。

宮島賢也さんは、1973年生まれ。湯島清水坂クリニック院長。防衛大学医学科卒業後、7年間に渡るうつ病の闘病生活の後、考え方や食生活を変えるなどの「メンタルセラピー」を考案。現在は、薬を使わない精神科医として活躍されています。

この本は、最初に「幸せとは一体なにか?」と問いかけます。この答えの一つとして「周りの目を気にすることなく、誰に笑われようとも自分に正直に生きること」としています。

周りの人の視線を気にしすぎて、やりたくないことを我慢し続けることに慣れすぎてしまい、閉塞感に襲われている現代の日本人。

そんな苦しい生き方をしている人々に対して、自分の気持ちに素直に生活すること。いわゆる「バカ」だと言われても幸せに生きる方法を本書は教えてくれています。

こんな方におススメ!

☆何事に対しても、やる気が起きない方
☆「人生が楽しくない」と感じている方
☆理由はわからないが、閉塞感に包まれている方

感想

精神科医の宮島賢也先生は、ご自身もうつ病にかかり7年間も苦しんだと本書の中で告白しています。その先生が心の病に苦しむ患者さんと話すときには、あまり説明や説得をしないそうです。

そのかわり「あなたはどうしたいのか?」と問いかけるのです。最初はとまどっている患者さんも、最終的には先生が考えている以上の答えを見つけ、自分を縛っているものから自分を開放していくと言います。

「病気にならなかったら、どうなっていましたか?」と聞くと、多くの患者さんはオーバーペースな生活、心配や不安、恐れや怒りを口にされます。そんな普通ではない生活に対しても、「こうあらねばならない」という考えに縛られて、次第に心身が不調になり、薬に頼るようになってくるようです。

これはあきらかに人間本来のあり方とは真逆の生き方です。ですが視点を変えると、今までのおかしい生き方を変えるチャンスだとも言います。

実際「うつ病」がきっかけで自分の人生に対する考え方を変えることができたと、病気に感謝する人もいるほどなのです。

私たちは、「結果」「お金」「地位」など、目に見えるものに縛られて、あたかもその先に幸せがあるかのように思い込んでしまいます。ですが、今まで価値を置いてきたものであっても、それが自分を苦しくするものであれば、思い切って捨ててみることも選択肢のひとつかもしれません。

周りからどう見られようとも、自分に正直に生き自分のやりたいことを素直に実行する人。自分のことを「俺って(私って)バカだな。でもそれが自分なんだ」と笑い飛ばせるような生き方をしている人。そんな自分のことが好きな人は、結果的に体の免疫機能も高められ心身ともに強くなれると教えてくれています。

正しいか間違っているかより、自分が嬉しいかどうか、自分が喜ぶことを自分で選ぶことが自分を取り戻すきかっけになるようです。

目次

第1章 頭がいい人がつくったこんな時代

第2章 バカの効能

第3章 世界はバカが変えていく

第4章 持つべきものは「笑われる勇気」

第5章 「すごい」より「楽しい」を大切に

【今日おススメした本】
どうせ生きるなら「バカ」がいい

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