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しっかり!まとまった!文章を書く

文章を書くときには、コツがあります。そのコツを意識しながら書き進めていけば、道は自然と開けてきます。

本書は、文章を書くことが数行しか思い浮かばないときに読む「文章力講座」です。

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題名 しっかり! まとまった! 文章を書く
著者 前田安正(まえだ・やすまさ)
発行 株式会社すばる舎

内容

著者の前田安正さんは、1955年福岡県生まれ。早稲田大学卒業後に朝日新聞社入社。要職を歴任後、東京校閲センター長を経て、現在は朝日新聞編集担当補佐兼経営企画担当補佐。

「漢話字典」など漢字・ことばに関するコラム・特集記事など多数。主な著書に『漢字んな話』『漢字んな話〈2〉』など。

前作の『きっちり! 恥ずかしくない! 文章が書ける』では、文章を書く基本となる「は」や「が」の違いや、句読点の打ち方などが主体でした。今回は、そもそもどうやって文章を書けばいいのか、などの文章を書き進める方法や、わかりやすく伝えるために事柄を肉付けするテクニックを探っていきます。

第1章では、「なぜ」「どうして」と内容を掘り下げながら文をつないでいく方法を考えます。

第2章では、実体験や数字などのデータで補足して具体的・客観的に読み手に伝える方法を解説します。

第3章では、書くべきことに臨場感を与える観察眼の鍛え方を考えます。

第4章では、「起承転結」という文章を書く際の型を意識しながら、実際に「桜」をテーマに書き進め方を見ていきます。

こんな方におススメ!

☆企画書・報告書がうまく書けない方
☆書く内容がいつも数行しか思い浮かばない方
☆相手を納得させる文章を書きたいと考えている方

感想

世の中には、読み手がしっかり共感してくれる文章をスラスラ書けるうらやましい人もいるようですが、才能がなくてもある程度のコツを頭の隅で意識しながら書き進めていけば、文才がなくても道は開けてくると本書は教えています。

さまざまなコツを著者は示していますが、私は次の言葉が印象に残りました。

「Why=なぜ・どうして」の要素を盛り込むと格段に文章がわかりやすくなる。

という部分です。文章を書く際に「5W1H」を意識しなさいと言われ、自分では注意しているつもりでも、多くの場合「いつ・どこで・誰が・何を/どうした」の4W1Hで終わっていることがあるようです。

ここに、「Why=なぜ・どうして」を書くことで内容が格段に豊富になると教えてくれています。

自分が読み手になったつもりで、「なぜ」「どうして」と話しをふくらませていくことで、具体的でわかりやすい文章になっていくようです。

文章は、自分以外の他人に読んでもらうものなので、「自分が理解していることは必ずしも読み手が理解しているわけではない」ということを意識し、話しの情景をイメージしてもらいやすいような工夫が必要なんですね。

目次

第1章 短い文章しか書けない原因を知ろう
Ⅰ.「なぜ」「どうして」を書く
Ⅱ.どうすれば具体的に書けるのか?
Ⅲ.文をつないでいくための基本

第2章 読み手のことを意識して書こう
Ⅰ.思い通りに書き進められない理由
Ⅱ.数字や資料・・・・・データを生かす

第3章 書くべきことは観察と体験の中にある
Ⅰ.観察眼を鍛える
Ⅱ.体験したことを再現する

第4章 「型」にあてはめて書いてみる
Ⅰ.「起承転結」を理解する
Ⅱ.「桜」をテーマに書くとしたら
Ⅲ.書いたものをチェックする

【今日おススメした本】
しっかり! まとまった! 文章を書く

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