*

ガバガバ儲けるブランド経営 コスト0円で「儲ける体質」に会社を変える

ブランドから会社を見直すことは、最も簡単で社員を賢くし、かつ継続的な儲けを生み出すチャンスになります。ブランド経営とは、実は最もお金をかけずに行える儲け体質への転換方法なのです。

JvI9ptAQoOA226n1458705425 

題名 ガバガバ儲けるブランド経営
著者 小出正三(こいで・しょうぞう)
発行 株式会社サイビズ

内容

著者の小出正三さんは、1963年新潟県生まれ。国際基督教大学卒業後に株式会社大広入社。その後、外資広告代理店勤務を経て、2000年にブランドマネージメント専門にコンサルティングを行う、ブランドロジスティクス有限会社を設立。日本の大企業から新進のドットコム企業までさまざまなビジネスのブランド開発に携わっています。

「より安く、より多くの人へ、より良いモノを」

この3つが長い間日本の多くの企業においての経営の前提となっていました。しかし、世界情勢や日本の社会構造の変化などによって、いままで信奉されていた儲けの法則はその前提が崩れ、危機に瀕していると著者は言います。

この本では、これからの時代の儲けるイメージを伝えるとともに、そのイメージを会社の従業員や関係する人たちと共有してほしいとの思いから書かれています。

PART1「儲けの論理」をつかめでは、儲からないループに凝り固まってしまった頭をやわらかくして、儲けるための考え方を教えます。

PART2「ブランド」を設定しようでは、儲け力のあるブランドをつくるための四つの選択肢について説明します。

PART3「ブランディング」を整備しようでは、ブランドの品質管理を行う場合の最適の人材について解説します。

こんな方におススメ!

☆価格競争にまき込まれない経営を行いたい方
☆お金をかけないで最良のブランドをつくり上げたい方
☆儲かる体質への方向転換を行いたい方

感想

『ブランドとは、製品を売ることでも、会社を売り込むことでもなく、「ビジネスそのものを売る」ということなのです。』

この本では、同じような仕事をするライバルに対して、2~3割高い顧客単価を目指しています。価格競争に陥っている業界で働いている人にとっては、ぜひ実現したいことですが、一朝一夕にはいきませんね。

そのような、競争のドロ沼から逃れるためのヒントとして著者は、「比較されない=競争しない」ことで、安くしようとする力に抵抗する術を教えます。

ここで考えなくてはならないのが、競争する相手が誰かということです。最初に頭に浮かんでくるのは、競合他社だと思いますが、ブランドで勝負する相手は違います。

それは、「お客様の満足水準」なのです。

しかもこの満足水準とは客観的な満足ではなく、「主観的な満足」をねらい目にしているのです。

主観的とは、万人が良いと思うものだけではなく、個人的あるいはそれが好きな人たちの納得の範囲ということであり、お客様の満足水準に勝った強いブランドに対する報酬は高くなると言います。

また、マーケットを明確にして自分の土俵にお客様を引き込み、徹底的に主観的な満足に狙いをしぼることで、価格をコントロールできるようになると教えています。

戦略とは、

自分で自分の土俵をつくり、そこで戦うこと

なんですね。

目次

 PART1 「儲けの論理」をつかめ ブランドが見せる21世紀の儲け

第1章 20世紀と21世紀の間に儲け断層がある
第2章 高価格への挑戦
第3章 高品質・高生産性への挑戦
第4章 ブランドの定義

PART2 「ブランド」を設定しよう 客単価アップの実践

第1章 「何」に名前を付けるのか?
第2章 名付けの「単位」は?
第3章 「ソリューション」に名前を付ける
第4章 「メソッド」に名前を付ける
第5章 「お客様さま」に名前を付ける
第6章 「場」に名前を付ける

PART3 「ブランディング」を整備しよう 品質アップ・生産性アップの実践

第1章 「誰」にやらせるのか?
第2章 「バカ者」
第3章 「キレ者」
第4章 「ヨソ者」

【今日おススメした本】
ガバガバ儲けるブランド経営

↓ランキングに参加しております!
にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ

スポンサーリンク

関連記事

幸働力経営のススメ2 失敗から学んだあくなき挑戦の20年

“経営とは、そこで働く人間を元気にすることにほかなりません” 本書は、経営のプロとして活躍する

記事を読む

しっかり!まとまった!文章を書く

文章を書くときには、コツがあります。そのコツを意識しながら書き進めていけば、道は自然と開けてきます。

記事を読む

スティーブ・ジョブズのプレゼン資料はなぜスゴイのか?

皆さんが資料作成に費やす時間は、かなりの量になるのではないでしょうか。そのためにプライベートの時間を

記事を読む

「グレー企業」になりなさい!

「グレー企業」とは、疑わしい会社という意味ではありません。 大手企業のような待遇を約束できない

記事を読む

「口コミ」で売れる!絶大な影響力を持つキーパーソンとは?

「口コミ」で絶大な影響力を発揮するキーパーソン。 キーパーソンとはいったい何者なのでしょう?

記事を読む

「買わない」理由、「買われる」方法

「消費者が買わない理由は何なのか?」 本書は、「買わない」理由のなかに現代の消費の本質があると

記事を読む

KINGJIM ヒット文具を生み続ける独創のセオリー

独創的なアイデアを実現し、ユニークな商品を次々と世に送りだすキングジム。 どのような組織運営で

記事を読む

仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方

問題解決を促すアプローチは、さまざまあります。 どうせなら笑顔になってもらえる仕掛けによって、

記事を読む

「なぜか売れる」の公式

成功事例をそのままマネをしても成功が再現するわけではありません。 しかし、成功した人々が「どの

記事を読む

実践!仕事論 現場で成功した二人がはじめて語る「地方・人・幸福」

アイデアが閃くきっかけの一つは、他人の面白いアイデアに出会った時です。 今回の対談は、唐池恒二

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


スポンサーリンク

「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦

「失敗なんてない!」 世の中で言われているところの失敗というのは

初対面で話がはずむ おもしろい伝え方の公式

どうやったらおもしろい伝え方ができるのか。 元落語家であり、ベテ

仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方

問題解決を促すアプローチは、さまざまあります。 どうせなら笑顔に

やむなく営業に配属された人が結果を出すために読む本

売れないのは、商品のせいではありません。あなたが商品の魅力をうまく伝え

頭を下げない仕事術

なかなか相手のOKを引き出せない方、どんなに熱心に頭を下げてもイエスを

→もっと見る

PAGE TOP ↑