一流のプロの“頭の中”にある仕事の道具箱
一流と呼ばれ仕事ができる人たちは、短時間で効率よく膨大な仕事をこなし、しかも質の高い成果をあげています。
この本はビジネスの色々なシーンで役立つノウハウを「道具」に見立てて詰め合わせたツールボックスです。
題名 <決定版>一流のプロの“頭の中”にある仕事の道具箱
著者 中島孝志(なかじま・たかし)
発行 株式会社青春出版社
内容
著者の中島孝志さんは1957年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、南カリフォルニア大学院修了。
PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立され、経営コンサルタント、ジャーナリスト、作家、大学・ビジネススクール講師など多方面で活躍されています。
ビジネス書も数多く執筆され、内容もノウハウ本から海外ビジネスの訳書まで幅広く、どれも分かりやすいので多くのファンを獲得されています。
本書はビジネスのさまざまなシーンで役立つノウハウを「道具」に見立てて収めたツールボックス的内容です。
アイデアがどんどん沸き出す道具、段取りが良くなる道具、間違いない決断ができるようになる道具など、著者が3万人の経営者やビジネスパーソンから取材し、その中から一流の仕事をする人に共通する選りすぐりの「道具」をまとめてあります。
全部で10個の「道具」が用意されており、同じ努力でも効率がよくなる、少しの力を何倍にも変換するなど、すべての仕事の成果アップに役立つものばかりです。
こんな方におススメ!
◇時間が足りないのが悩みの方
◇情報が散乱し最良の選択で悩んでいる方
◇自分の考えを理路整然と説明したいと悩んでいる方
感想
ビジネスのさまざまなシーンで使える思考法や技法などの要点が分かりやすくコンパクトにまとめられています。
1つのツールにしぼって深く説明されているのではなく、広く浅く総括的に説明されているので、気になったツールは別の本やネットなどで学び直す必要があると感じました。
ですが、色々な考え方を知るきっかけとしては、とても有効で悩みごとに10項目に分かれているので、今の自分に必要な部分だけをピンポイントで読むことができるようになっています。
問題解決につながる情報、新しい企画につながる情報、商品が売れるための情報、なりたい自分になるための情報…
それぞれ成果をあげるための情報は会社の中、社員の中、自分の中に本当はあるのでしょうが、成功とそうでない道の分かれ目は、情報を整理できるか否かにあると思いました。
成功できる可能性は皆平等に与えられているのでしょうが、成功へ向かう道に落ちているヒントを効率的かつ上手に拾い集めながら進んでいく、会社、人だけが最短距離で成功に近づいていけるのではないでしょうか。
目次
1章 仕事が速い人の 時間の道具箱 2章 いい考えがどんどん生まれる 3章 最小の労力で最大の成果を生み出す 4章 効率よく仕事を進める 5章 仕事の壁を突破する 6章 ベストな選択ができる 7章 わかりやすく説明・説得する人の 8章 営業力を何倍にも強化する 9章 ストレスに負けない 10章 夢や目標を実現する人の |
【今日おすすめした本】
<決定版>一流のプロの“頭の中”にある仕事の道具箱
Amazon
楽天
↓ランキング参加しています!
スポンサーリンク
関連記事
-
スティーブ・ジョブズのプレゼン資料はなぜスゴイのか?
皆さんが資料作成に費やす時間は、かなりの量になるのではないでしょうか。そのためにプライベートの時間を
-
できる人はなぜ、「A3」で考えるのか?
「A3報告書」とは、トヨタで実際に使われている書類のフォーマットです。 このフォーマットに沿っ
-
難関資格・東大大学院も一発合格できた! 考える力を鍛える「穴あけ」勉強法
文章に穴があいた途端「これは何?」と目が止まります。そして、前後の言葉を頼りに考えをめぐらせ、穴の答
-
世界一の庭師のビジネスの流儀
大きな仕事、真剣勝負のビジネスであればあるほど、チャンスはそう簡単に巡ってきません。 そんな場
-
「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦
「失敗なんてない!!」 世の中で言われているところの失敗というのは、単に最初の予想と結果が違っ
-
佐々木常夫があなたに贈る、逆境を乗り越え仕事・生活を楽しむ知恵
自分を成長させたい、周りの人と仲良くしたい、人の役に立ちたいといった「志」があれば、人は強く生きるこ
-
ヤバイ出世学 気弱なあなたも会社で一目置かれる心理術
出世する人と出世できない人の違いは何でしょう?それは「評価されるルール」に従って行動しているか否かで
-
失敗力 30代でひと皮むけるヒント
数々の試練や苦しい時代を乗り越えたからこそ、的確で熱く胸にグッとささる言葉があります。 失敗を
-
部下を定時に帰す「仕事術」
仕事も家庭も徹底的にマネジメントする「ワーク・ライフ・マネジメント」を実現するには、社員だけが必死に
スポンサーリンク
- PREV
- ぼくは「技術」で人を動かす
- NEXT
- 本当に頭がよくなる1分間読書法