*

一流のプロの“頭の中”にある仕事の道具箱

公開日: : 最終更新日:2015/04/15 仕事術 ,

一流と呼ばれ仕事ができる人たちは、短時間で効率よく膨大な仕事をこなし、しかも質の高い成果をあげています。

この本はビジネスの色々なシーンで役立つノウハウを「道具」に見立てて詰め合わせたツールボックスです。KQFpObx7Hhpmlsg1427627692

題名 <決定版>一流のプロの“頭の中”にある仕事の道具箱
著者 中島孝志(なかじま・たかし)
発行 株式会社青春出版社

内容


著者の中島孝志さんは1957年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、南カリフォルニア大学院修了。

PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立され、経営コンサルタント、ジャーナリスト、作家、大学・ビジネススクール講師など多方面で活躍されています。

ビジネス書も数多く執筆され、内容もノウハウ本から海外ビジネスの訳書まで幅広く、どれも分かりやすいので多くのファンを獲得されています。

本書はビジネスのさまざまなシーンで役立つノウハウを「道具」に見立てて収めたツールボックス的内容です。

アイデアがどんどん沸き出す道具、段取りが良くなる道具、間違いない決断ができるようになる道具など、著者が3万人の経営者やビジネスパーソンから取材し、その中から一流の仕事をする人に共通する選りすぐりの「道具」をまとめてあります。

全部で10個の「道具」が用意されており、同じ努力でも効率がよくなる、少しの力を何倍にも変換するなど、すべての仕事の成果アップに役立つものばかりです。

こんな方におススメ!

◇時間が足りないのが悩みの方
◇情報が散乱し最良の選択で悩んでいる方
◇自分の考えを理路整然と説明したいと悩んでいる方

感想


ビジネスのさまざまなシーンで使える思考法や技法などの要点が分かりやすくコンパクトにまとめられています。

1つのツールにしぼって深く説明されているのではなく、広く浅く総括的に説明されているので、気になったツールは別の本やネットなどで学び直す必要があると感じました。

ですが、色々な考え方を知るきっかけとしては、とても有効で悩みごとに10項目に分かれているので、今の自分に必要な部分だけをピンポイントで読むことができるようになっています。

問題解決につながる情報、新しい企画につながる情報、商品が売れるための情報、なりたい自分になるための情報…

それぞれ成果をあげるための情報は会社の中、社員の中、自分の中に本当はあるのでしょうが、成功とそうでない道の分かれ目は、情報を整理できるか否かにあると思いました。

成功できる可能性は皆平等に与えられているのでしょうが、成功へ向かう道に落ちているヒントを効率的かつ上手に拾い集めながら進んでいく、会社、人だけが最短距離で成功に近づいていけるのではないでしょうか。

目次

1章 仕事が速い人の
時間の道具箱

2章 いい考えがどんどん生まれる
アイデアの道具箱

3章 最小の労力で最大の成果を生み出す
情報整理の道具箱

4章 効率よく仕事を進める
段取りの道具箱

5章 仕事の壁を突破する
問題解決の道具箱

6章 ベストな選択ができる
決断の道具箱

7章 わかりやすく説明・説得する人の
伝える道具箱

8章 営業力を何倍にも強化する
売れる道具箱

9章 ストレスに負けない
心の道具箱

10章 夢や目標を実現する人の
成功の道具箱

【今日おすすめした本】
<決定版>一流のプロの“頭の中”にある仕事の道具箱

Amazon
楽天
↓ランキング参加しています!

にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ

スポンサーリンク

関連記事

失敗力 30代でひと皮むけるヒント

数々の試練や苦しい時代を乗り越えたからこそ、的確で熱く胸にグッとささる言葉があります。 失敗を

記事を読む

断らない人は、なぜか仕事がうまくいく

好き嫌いにかかわらず、頼まれたのなら断らずにやってみる。そして、それに一生懸命に取り組み、分からない

記事を読む

仕事。

自由なようで不自由な時代。なかなかチャンスにもめぐり合えない。人間関係もうまくいかない。でも私たちは

記事を読む

図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ

伝えたいことが、相手に正しく伝わらない。 お願いしたのに、相手がその通りに動いてくれない。

記事を読む

世界一の庭師のビジネスの流儀

大きな仕事、真剣勝負のビジネスであればあるほど、チャンスはそう簡単に巡ってきません。 そんな場

記事を読む

頭を下げない仕事術

なかなか相手のOKを引き出せない方、どんなに熱心に頭を下げてもイエスを引き出せない方、そういう方に本

記事を読む

ヤバイ出世学 気弱なあなたも会社で一目置かれる心理術

出世する人と出世できない人の違いは何でしょう?それは「評価されるルール」に従って行動しているか否かで

記事を読む

三ツ星料理人、世界に挑む。

パリでの日本料理店〈OKUDA〉の開店。一度決めたらやり通す。困難は覚悟の上でしたが、「意地でも形に

記事を読む

なぜ一流の人は謝るのがうまいのか

「謝る」と「詫びる」は違います。 部下を動かす、得意先に信頼される、仲間に慕われる。 一

記事を読む

「きちんと考える」技術

一生懸命がんばっているのに、なかなか評価されない 壁にぶつかり、伸び悩んでいる 日々の仕

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


スポンサーリンク

「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦

「失敗なんてない!!」 世の中で言われているところの失敗というの

初対面で話がはずむ おもしろい伝え方の公式

どうやったらおもしろい伝え方ができるのか。 元落語家であり、ベテ

仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方

問題解決を促すアプローチは、さまざまあります。 どうせなら笑顔に

やむなく営業に配属された人が結果を出すために読む本

売れないのは、商品のせいではありません。あなたが商品の魅力をうまく伝え

頭を下げない仕事術

なかなか相手のOKを引き出せない方、どんなに熱心に頭を下げてもイエスを

→もっと見る

PAGE TOP ↑