グルメサイトで★★★(ホシ3つ)の店は、本当に美味しいのか?
検索サイト、メール、アプリ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などなんとなくわかったつもりになっているデジタルをそうだったのか!にしてくれる一冊です。
題名 グルメサイトで★★★(ホシ3つ)の店は、本当に美味しいのか?
著者 嶋浩一郎(しま・こういちろう)+森永真弓(もりなが・まゆみ)
発行 株式会社マガジンハウス
内容
本書は、嶋浩一郎氏と森永真弓氏の共著です。嶋浩一郎氏は1993年博報堂入社。朝日新聞社を経て2006年既存の手法にとらわれない広告会社である博報堂ケルトを設立し、デジタル技術を使った広告を作成されています。
森永真弓氏は、2001年に博報堂に入社。ソーシャルメディアを中心とした生活者やメディアの動向の研究などに携わり、デジタルメディアを活用した広告の作成をされています。
タイトルだけ見るとグルメの話しかな?あるいは食べログのような口コミサイトの裏話かな?と思ってしまいますが、実際は、日常なんとなくつかっているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのインターネット上のサービスに対する疑問を分かりやすく解説してくれる内容となっています。
LTEとかWi-Fiとかクッキーとか、なんとなく聞いたことがあり、分かっているようで本当はさっぱり分からないデジタルの専門用語を素人にも理解できるように説明されています。
こんな方におススメ!
・インターネット上のサービスについてもっと知りたいと思っている方
・最近のスマホについての知識を深めたい方
・もっと賢くデジタルを活用したい方
感想
この本にも書かれていますが、最近フェイスブックにログインすると携帯電話の番号を聞いてくることがあるので、どうしたらいいか分からずオロオロしてしまいました。とりあえず良く分からないでのスキップして先に進むのですが、いったい何のためにそんなことをしているのかすごく疑問(不安?)に思っていました。皆さんはどう対応していましたか?
そんなインターネット上のサービスに関するちょっとした疑問に対して、専門用語を使わずにやさしい言葉で解説してくれるありがたい本です。
下の目次をみていただければ分かりますが、なぜイオンでスマホ販売?コンビニで売っているプリペイドカードって何?Wi-Fiって何?というような素朴な疑問に対してすっきりする答えを出されています。
私が読んだ中で一番「へ~」と思ったのがQ.1の食べログ等の話しです。いろいろな価値や判断基準を持った様々な人が投稿するサイト上でどうやって自分好みのものを見つければ良いかという話の中で、自分の好きな店がどう書かれているかを見て、自分に合うレビュアーを見つけるという技を紹介されています。
自分と似た感覚でそのお店を褒めているレビュアーに注目して、そのレビュアーが他に高く評価しているお店をチェックするそうです。
その人は自分と似た味覚や価値観を持っている可能性が高いので、お店選びも当たる確率が上がるというわけですね。
これってなかなか使えそうな技ですよね。
目次
Q.1 「食べログ」で★が少ない店は本当にマズいの?
Q.2 なんでイオンが携帯電話を売ってるの? Q.3 今どきの賢いネット通販の使い方を教えて! Q.4 妻に見られたくない検索履歴、どうすれば消せる? Q.5 「ネットでタダで勉強できる」って聞いたけど、いったい何ができるの? Q.6 「携帯電話の番号を入れて」と出てきたんだけど、教えていいの? Q.7 “ユーチューバ―”ってどういう人のこと? Q.8 コンビニで売っているプリペイドカードって、誰が何に使ってるの? Q.9 携帯電話の課金っていったい何にお金を使っているの? Q.10 携帯電話のつながりやすさってどうやって決まるの? Q.11 絵心がある人はネットでお小遣いを稼げる、ってホント? Q.12 なんで私のパソコンにはマンションの広告ばかり出てくるの? Q.13 うちの子はスマホをどんなことに使ってるの? Q.14 スゴイ検索のやり方を教えて! Q.15 ヤフーニュースの記事って誰が書いてるの? Q.16 街中で遭遇するフリーのWi-Fiって、拾っても大丈夫? |
【今日紹介した本】
グルメサイトで★★★(ホシ3つ)の店は、本当に美味しいのか?
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